不動産売却の基礎知識

不動産取引に重要な「レインズ」って何?登録は義務?

「レインズ(REINS)」とは、Real Estate Information Network System「不動産流通標準情報システム」の略で、国土交通省大臣から指定を受けた不動産流通機構が運営しているコンピュータ・ネットワーク・システムです。



レインズは、不動産会社がリアルタイムで不動産情報を交換・共有するもので、売買取引を安心してスムーズに行なえることを目的にした画期的なシステムです。


現在は、東日本、中部、近畿、西日本の4つのレインズがあり、各団体は公益法人としてそれぞれの地域を管轄しています。


レインズのメリットって何?



◆リアルタイムの情報
不動産の購入をしたい人には、最新の物件情報を提供、不動産を売りたい人には、不動産業界全体が連携して買手をリアルタイムで探すことができ、スピーディーに売買取引ができます。


◆全国の物件情報がわかる
レインズに登録されている全国の不動産情報が、どの不動産会社でも同じ情報を得ることができますので、不動産会社によって情報のバラツキがありません。


◆取引価格の動向がわかる
最新の不動産情報ばかりではなく、過去の取引事例もありますので、取引価格の動向や適正な市場価格を把握することができます。


◆不動産会社のサービス向上
レインズに登録されている物件は、どの不動産会社でも同じ情報を持っていることから、不動産会社同士でサービス競争や差別化が起き、今までより良いサービスが期待できます。


>>家を高く売る方法(意外と簡単)詳しくはコチラ




レインズに登録されない情報も


不動産会社が持っている物件情報は、通常、レインズに登録することが不動産会社の「義務」となっているのですが、媒介契約によっては登録が「任意」となることがあります。



◆義務となる媒介


 「専任媒介」 ・・・ 顧客と媒介契約を締結後、7日以内にレインズに登録しなければならない。  


 「専属専任媒介」・・ 顧客と媒介契約締結後、 5日以内にレインズに登録しなければならない。


◆任意となる媒介


「一般媒介」 ・・・ 登録は任意ですので、登録してもしなくてもどちらでもいいです。  


*各媒介契約について詳しくはこちら→「仲介の媒介契約には 「一般」「専任」「専属専任」の3種類」


もし、レインズへの登録が義務となっている「専任媒介」と「専属専任媒介」の契約で、登録義務を怠った不動産会社は、財団法人 不動産流通経営協会(FRK)より、「注意」「戒告」「利用停止」「除名」などの罰則を科せられることになります。


わざと登録しない不動産会社も・・・



不動産会社の中には、レインズに登録すべき物件情報を意図的に登録せず、自社だけで情報を保有するケースもみられます。これを「情報の囲い込み」といいます。


では、なぜ物件情報を登録しないのか・・・?
そこには会社の利益である「仲介手数料」が大きく関係しています。


不動産会社は、仲介で不動産売買を行う場合、仲介手数料で利益を得ます。売り・買いの両方が成立すれば、売主・買主の双方から仲介手数料が入ることになります。(これは両手仲介と呼ばれています。)


売り・買いの両方を成立させるためには、物件情報をほかの仲介業者に知られないほうが顧客を獲得するチャンスが増え、都合がいいというわけです。


そのため、レインズに登録義務がある「専任媒介」「専属専任媒介」の契約であっても、まったく登録しなかったり、登録してもすぐに削除して情報を抱え込む業者が出てくるのです。


登録しているか確認する方法は?


レインズに物件情報が登録されていなければ、情報の公開範囲が狭まってしまい、成約率は下がってしまうことになりかねません。


これは、売主にとっては大変不利なことですね。


では、売主が自分の家の情報がレインズに登録しているか確認する方法はないのでしょうか?


まず、レインズの情報は、一般的に公開されていませんので、たとえ売主であっても自宅などのパソコンで登録内容を閲覧することは残念ながらできません。


レインズの情報は不動産業者専門のネットワークに限られており、閲覧の際には専用のパスワードなどが必要になるからです。


しかし、不動産会社がレインズに登録すると、「登録証明書」を発行して売主に渡すことになっていますので、この証明書をもらうことで確認できます。



でも、あくどい業者は、いったん登録して登録証明書を売主に見せてからすぐに情報を削除してしまうこともありますので、注意が必要です。


心配でしたら、ほかの不動産会社にお願いしてレインズに登録されているか確認してもらうことも可能ですが、もし登録されていなければ、そのようなあくどい業者とは媒介契約を解除したほうがいいでしょう。


このようなことがないように、不動産会社選びは慎重に行うことが大切です。


>>家の売却値段の相場を今すぐ調べる方法はコチラ




・前の記事へ <<<「不動産の相場は事前にチェック!不動産には4つの価格が存在」
・次の記事へ <<<「査定額はなぜ業者によって違う?高い査定は要注意?」



↓家を高く売るために




不動産売却の基礎知識

 

不動産売却Q&A

 

不動産売却お役立ち豆知識

 

家に関するアンケート結果

 

脱毛比較